一歳~二歳までの話。
シロが上手に歩くようになった一歳二ヶ月くらいのころでしょうか、知り合いのお母さんに
「シロくんは言葉は(まだ)?」
と聞かれました。
ふと気付いて周りの月齢の近い子を見れば、ママとかいい始めてる子や指差ししてる子。
シロはまだ一言も喋らず、指差しも絵本に出てくる好きなものだけ、遠くのものを指差すなどは全くしませんでした。
指差しに代わって多用していたのがクレーン。
手の届かない場所を指したいときは、私の手を持って上にぽいっと投げていました。
やがて一歳半健診に先がけて質問票が郵送されてきます。
「意味のある単語が言えるか」
「指差しをするか」
もしかして健診寸前に出来るようになるかもしれないと、当日の朝ぎりぎりまで記入しませんでした。
全く出来る気配もないまま健診を迎え、当然ひっかかりました。
保健センターの発達相談に通うことになります。
その後、一歳七ヶ月ほどで指差しはするようになりましたが、言葉は二歳の誕生日を過ぎてもありませんでした。