三歳~その①(診断)
療育の待機が決定した頃、幼稚園のプレが始まりました。
週二回だけですが幸いシロはすぐに慣れ(給食が始まったことも大きいです笑)少し余裕が出来た頃、知り合いのお母さんから民間の発達専門クリニックの存在を教えてもらいます。
幼稚園もあるし療育も申し込み中だし児童館の幼児クラブにも入ってるしこれ以上詰めたらシロが大変かなーと少し悩んだのですが、どうせ療育は当分待たないとだめな感じだったので、その間に少しでも何か出来たら、という思いで電話しました。
ところがこちらも数ヶ月の待ち。結局実際に診察を受けたのは療育が始まって数週間後、つまりほぼ同時期でした。
クリニックで発達検査や問診を受け、医師からはあっさりと自閉症スペクトラムであると宣告されます。
かなりさらっと言われたので心の準備も何もない不意打ちでしたが、まあやっぱりそうだろうなという気持ちでした。
シロの場合はスペクトラムの中のいわゆる高機能自閉症、つまり知的な遅れはないが言語の遅れがある自閉症であろうということでした(かなりざっくりとした説明でスイマセン)
診断をつけるということには賛否両論あると聞きます。
でも少なくとも私(≠シロ)には良かったと思っています。
目を背け続けていた道に顔を向けようと思えたからです。
もし仮にこの診断が誤診だったとして、発達障害などなかったとして、それでもこれからやろうとしていることがシロにとってマイナスになることはない。
そんな当たり前のことにようやっと目を向けられるようになりました。
もちろんこれは、本人への告知とは全く別の話です。