サポートブック(と言うほどでもないもの)を作ってみた。
この春から年中さんになったシロ、荒れています。
去年の今頃も環境の変化に対する不安で荒れてはいたのですが、今年の荒れ方は激しいです。
クラスメイトとのトラブルもちょいちょいあるようで、あまりストレスが体に出ることのない私が胃痛に悩まされるという何とも情けないことになっております。とほほ。
そんな中、今まで伸ばし伸ばしにしてきたシロのサポートブックにようやく着手しました。
長所は簡単なので誰にでもすぐ作れること、短所は簡易的過ぎてこれを読んでくださっている誰の参考にもならないのではないかという感じなのですが、少し紹介してみようと思います。
・何故簡易的なのか。
ひとつは保育園が二年目であるということと担任が持ち上がりであるということ。
つまり基本的にシロのことを既にある程度わかってくれている場所や人に向けて作成しているからです。
(勿論新任や異動で新しく来られた先生もいらっしゃるので、そういった方にもなるべくわかるようにはしましたが)
そして保育園生活の中で必要であろうことに内容を限定していること。
最後にあまり長々と書くと読みづらくなる=読んでもらえなくなる可能性があるということ。
これらを踏まえた結果、「シロ語」「ジェスチャー」「パニック時の対応」にひとまず内容を絞りました。
用意したのはA5サイズのバインダーとルーズリーフ(いずれも100均)です。
・シロ語。
シロは発音できる音が少ない上に滑舌も良くないので、一度で何を言ってるかわかる言葉は正直少ないです。
また、単語の頭だけ言う(「赤」を「あ」と言う、など)というのも多いので、なかなか伝わりにくいです。
そこでシロ語翻訳表を作りました。
ちなみに画像の通り、言葉+ジェスチャーはこっちのカテゴリーに入れました。
今のところあまり多くないので。
※追記:画像の中の「手をそえる」の字が違いますね・・・。「添える」ですな。恥ずかしー!
・ジェスチャー。
ジェスチャーはシロのコミュニケーションツールとしてはかなり大きな割合を占めるので、なるべくわかりやすく図解しました。
が、わかりやすくなりませんでした・・・。
絵が下手すぎるのは目をつむってください(関係ないけど発達障害のお子さんがいらっしゃる方って絵が上手な人が多い気がします。私は絵が下手なのでうらやましいです)
・パニック時の対応。
これは是非とも先生方には知ってほしいことだったので、少し長くなりましたが文章にしてお願いしました。
・まとめ。
あまり詳しく内容をお見せすることは出来ないので申し訳ないのですが、大体こんな感じです。
プラス軽い基本情報(好きなものや苦手なもの、字や時計が読めるか等)をそえました。
サポートブックというよりは、シロのコミュニケーションツールの辞書みたいな感じです。
使っているジェスチャーが、例えばマカトンサインのようなひな型があるようなものであればまだ良いのですが、シロの場合殆どが自分で考えたオリジナルなのでやはり翻訳するものは必要でした。
本当は保育園入園してすぐに先生にお渡しするべきだったんですよね。
ぐずぐずとしている間にこんなに時間が過ぎてしまいました。過ぎすぎ。
こんなちょっとしたものでも、恐らくあるのとないのとでは随分違ってくると思います。
初めから完璧なものを作ろうとあまり気負いすぎず最初は最低限から、そしておいおい付け足していくような形でも良いのではないかと(私はそのようにしています)。
「あ!あれも書いとけば良かった!」って後から思い出すこともありますし。
サポートブックに関しては書籍も出ていますしネットにも無料のテンプレートや実際に作られた方のブログ等もあります。
http://nanaio.hatenablog.com/entry/2015/02/24/141137
今回私が参考にさせて頂いたなないおさんのブログです。
サポートブックの作り方について分かりやすく情報が記載されています。
良かったらこちらも。